2022年4月3日に最終話が放送された韓国ドラマ「気象庁の人々」。
韓国での放送に加え、Netflixでも配信されたことで日本でも話題の作品となりました。
実際に全話配信後も、日本のNetflixの人気作品ランキングにランクインし続けるほどの人気ぶりを見せています。
しかし、放送当時からTwitterにて寄せられる感想は賛否両論。
最終話においても、つまらなかったという声・良かったという声のどちらも目立ちました。
「つまらないという声を見かけるけど、本当につまらないの?」
「気象庁の人々を見るか迷う・・・」
「なぜ、つまらないという声があるの?」
と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、実際に作品を視聴した私が、本当につまらないのか気になっている方や見るか迷っている方へ向けて、以下の4つのポイントを紹介していきたいと思います。
- 気象庁の人々はつまらない?
- 気象庁の人々を実際にみた感想
- 気象庁の人々のあらすじと感想
- 気象庁の人々の視聴率
それでは、一緒に「気象庁の人々」についてみていきましょう!
気象庁の人々はつまらない?
気象庁の人々を実際に視聴した方が寄せた感想を紹介していきます。
つまらなかったという声・良かったという声の両方あるため、参考になるはずです。
つまらなかったという声
メインカップルの2人だけでなく、気象庁で働く人それぞれにも焦点を当てたドラマでしたよね。
そのため、ハギョン・シウの恋愛模様が期待していたほど描かれていませんでした…。
各回、気象観測における問題が起こるだけでなく、気象庁の人々が抱える私生活での問題も同時に描かれていました。
2人の恋愛を純粋に楽しめる構成になっていなかったため、キュンキュンするようなシーンはなかなかありませんでしたね…。
良かったという声
気象庁で働く人々が抱える悩みや、それに対する向き合い方を描いていたため彼らの人間性がよく表現されていましたよね。
気象庁での彼らの働きぶりを通して、気象観測の難しさを知れたのもよかったです。
私自身も、気象庁を舞台にしたストーリーに新鮮味を感じました。
天候と恋愛模様が連動しているなど、気象庁という舞台ならではの演出もよかったですよね。
本当に気象庁の人々はつまらないのか?
つまらないという声・よかったという声のどちらもありましたが、作品を視聴する際の着眼点で評価が変わってくるようです。
全体的な印象として、主演の二人の恋愛模様がもっと見たかった方や、キュンキュンするようなシーンを期待していた方はマイナスな評価をしていました。
一方で着眼点を二人から広げると、各人物の人間性の表現を評価するポジティブな感想が多くなる印象です。
そのため、「気象庁の人々」に恋愛要素を多く期待するかどうかで、このドラマへの評価が変わってくることがわかりますね。
気象庁の人々を実際に見た感想
「気象庁の人々」は、まさにタイトル通り、“気象庁で働く人々”を描ききったドラマだと感じました。
理由は、ハギョンと同じく予報室で働く人達の私生活での問題や悩みまで描かれていたからです。
彼らはそれぞれ私生活に問題や悩みを抱えながらも、日々気象に向き合う情熱を持つ人達。
だからこそ、彼らなりの方法で仕事と生活の両方に向き合っていく姿は印象に残りました。
また、気象庁を舞台にしたドラマは珍しいですよね。
気象庁での働きぶりを詳しく描いていた点は、とても新鮮で面白かったです。
しかし、その一方で“もう少しハギョンとシウの恋愛模様を深く見たかった”と感じます。
この作品は気象庁で働く人々を描いたドラマであり、2人の恋愛のみをフォーカスするわけではありません。
そのため、ハギョンとシウがメインカップルであるにもかかわらず、2人の進展はあまり深くまで描かれませんでした。
パク・ミニョン×ソン・ガンということもあり期待してしまったため、その点に物足りなさを感じます。
“気象庁の人々“という設定は新鮮で印象に残りましたが、メインカップルの恋愛模様が深くまで描かれていないことが残念なポイントでした。
気象庁の人々のあらすじ
気象庁の心臓部である本部の予報室で働くチン・ハギョン。
彼女をはじめ気象庁の人々は、気象観測の困難に日々向き合い続けています。
ある日、気象庁本部の予報室に配属されたイ・シウ。
ハギョンは彼と出会い、初々しくも気象観測への熱意を持つシウに惹かれるのでした。
そしてあることをきっかけに2人は秘密の社内恋愛をはじめることに。
気象庁の人々の見どころ
「気象庁の人々」のみどころは3つです!以下に紹介していきます。
2人の社内恋愛の様子
一つ目のみどころは、ハギョンとシウの社内恋愛の様子です。
周囲に関係がばれてしまうことを恐れるハギョンに対し、交際している喜びを隠せないシウ。
周囲に関係性を秘密にした社内恋愛だからこそのドキドキが表現されています。
また、ドキドキだけでなく“公私を分けられるか”という問題が2人を悩ませることに。
その問題に対して2人はどのように向き合うのか注目です。
4人の複雑な関係性
ハギョン×シウ、ギジュン×ユジンという2つのカップルによる複雑な関係性です。
4人は予報官・報道官・記者であり気象庁の中で異なる仕事を持ちながらも、ある共通事項がある仲。
実は複雑な関係性を持つ2カップルが、どのように互いに影響し合うのか見どころです。
気象庁の人々に起こる変化
気象庁の人々に起こる変化。
「気象庁の人々」はハギョン・シウとともに働くオム主任、ミンジュ、ソクホの私生活も同時に描いています。
彼らの家族との関係、恋愛、結婚生活における問題はどうなるのか。
そして、自身が抱える問題と気象の両方にどのように向き合っていくのか注目です。
気象庁の人々の視聴率
「気象庁の人々」の視聴率を紹介していきます。
「気象庁の人々」は4月3日に最終話(第16話)が放送され、全国平均7.3%の視聴率を記録しました。
しかし、全話を通しての最高視聴率は第4話の7.8%。
残念ながら、最終話で最高視聴率を更新できていません。
そして、韓国では“人気ドラマの視聴率目安は10%”と言われていますが、惜しくも10%に届かずドラマ後半部では約6~7%の視聴率を維持しました。
その理由として、同時期放送のドラマ「二十五、二十一」「社内お見合い」の人気ぶりが考えられます。
「二十五、二十一」「社内お見合い」の2作品が視聴率10%越えを記録する中、「気象庁の人々」も同時に高視聴率をとることは難しかったようです。
しかし、実は第1話では4.5%でのスタートだった「気象庁の人々」。
放送スタート時と比べると、全話をとおして次第に視聴率を伸ばしていったといえますね。
同時期放送の他作品と比べると視聴率を伸ばすことはできませんでしたが、「気象庁の人々」全体では視聴率を伸ばすことに成功していました。
気象庁の人々まとめ
気象庁の人々を紹介してきましたが、ここでポイントをまとめます。
・「気象庁の人々」は恋愛要素を多く期待する人にとっては、つまらなかったという声が多数
・「気象庁の人々」を実際に見た感想を紹介
・「気象庁の人々」のあらすじとみどころを紹介
・「気象庁の人々」は残念ながら高視聴率には届かなかった
視聴者からは賛否両論といった感想が寄せられた「気象庁の人々」。
メインカップルであるハギョン・シウの恋愛模様のみを描くのではなく、気象庁の人々の私生活をそれぞれ描いていく構成でした。
恋愛ドラマながら、良くも悪くも2人だけをフォーカスしないという特徴があるため、視聴者の感想が分かれるのですね。
これから見る方はぜひ、2人だけでなく“気象庁の人々”に注目すると、より作品を楽しめるのではないでしょうか。
コメント